vol.99 2003年3月3日

* 解凍堆肥

 凍結に怯えたことがウソのように、毎日暖かい日が続きます。あまりに暖かいと(とはいえ夜にはマイナスになりますが)、素直に「春が来るわ」と喜べません。だってだって雪が少ない!→スキーができない!→遊べない!→プンプン!→なのでござます。それに、だってだって秋に地元の人が言ってたもーん。「かめ虫が大発生した年は、雪が多い」って。昨年秋の富士宮市内といえば、かめ虫大発生で町中大わらわ。「窓一面にかめ虫」という素敵な光景があちらこちらで見られたそうです。車の窓を開けておくと、かめ虫運搬車に即変身。バイクで走っていると口に飛び込んできて、お口さわやか・・・・・おんぎゃああ〜。だからすんごぃ期待してたのに、ちいっとも積もりゃしない。ふーんだ。ああ、やっぱレイコが嘆くように、地球温暖化なんだなあ。そう思うと憂鬱になります。
 だがしかし、暖かいといいこともあります。畑の隅に作った堆肥、名付けて「草とうんちの冷凍ミルフィーユ」が解凍し始めたのです。そうなると堆肥の発酵が始まるはず。参考書にした「農薬を使わない野菜作り」(徳野雅仁著)には、2〜3週間で切り返しをすると書いてあります。丁度いいではないですか。切り返しと共に、コンポストで分解された生ゴミ堆肥も混ぜましょう。せっせせっせと、小さなことからコツコツと、千里の道も一歩から、今日はダメでも明日はきっと万馬券!(例えが違うか?)
 2月最後の楽農作業はほんの30分で終わりました。早くお隣の堆肥のようにホカホカ湯気が出ますよーに。

(いそうろうまりこ)

お隣さんちの堆肥の元。しっかり発酵しているので湯気がホカホカ。マイナスになっても外は凍っても、中はホカホカだそう。隣の堆肥が青く見えるこの頃。 我が家の堆肥。初期制作の様子はvol.96 2003年 1月26日 ノー天気な農閑期を見てちょ。あれからほぼ一月だが、発酵なり分解なりの様子は皆無です・・・。 手でほぐしてみると。お、ちょっと前はカチカチに凍っていたのが、しゃりしゃりとほぐれている。こんなところで「水温む春」を感じたりして。
台所横にある電動式コンポスト。生ゴミをバクバクと食べて匂いを消し、堆肥の元を作ってくれます。入れても入れても量はなかなか増えない。 これは自然式コンポスト。電動式でできたチップをここに入れて更に発酵。レイコが朝霧に来て以来のつき合いなのに、全然量がいっぱいにならない。 自然式を掘り起こしてみると、おお貴重な化石発見。タマゴは最近だけど、他は約半年前に電動式に入れずにこっちへ入れた物。ちなみに匂いは殆ど無し。
木枠を取り除き、全体を外へ出します。この時、土とうんちと草を混ぜ合わせ、空気をも混ぜ合わせる感じで。さらに心の中で「発酵しろ」と脅します。 ほんのちょっと移動させるだけなのに、あっという間にホカホカ。ダウンと帽子を脱ぎ捨てて作業続行。切り返しすると結構な量の山になりますね。 外に全部出したら、今度はコンポスト堆肥を混ぜながらまた積みます。ちなみにこの日は、いそうろうのみだったので、セルフタイマー撮影です。

全てが終わったら、板で蓋をして心静かに発酵を待ちます。制作者は今、漬け物石の気持ちになろうとしています。富士山は呆れて顔を隠しています。

第1回の制作時にも覗きに来てくれた「らん」がやって来ました。まず壁を匂い、蓋に上がってさらにクンクン。その様子は「堆肥のソムリエ」!?

ふた嗅ぎして「ふっ、まだまだ青いな」と言わんばかりに堆肥から降りてしまった「らん」。その横の草原でごろり。その内「らん」を虜にする堆肥を作るわ♪
次へ(2003年3月16日)


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