vol.48 2002年6月26日  そして輝く網を張りました。


 5月26日に行われた「田植えミーティング」だけでは終わらなかった「恐怖の網張り」。また来てね!きっと来てね!の約束を勝手に交わした私の元に、1週間後の6月1日(土)、18人もの人がまたもや集まってくださいました。感謝感激であります。この間に網張りのシュミレーション及び対策担当となった(させられた)まさみっちゃんとつんちゃんは、からまりやすい紐をあらかじめ寸法測って用意しておくことや、張る順番や方法を再検討するなど、いろいろと考えてくれました。で、なんとか2倍のスピードで張ることが出来ました!と、900畳も張ったのに、あと200畳ほど網が足りなくなり、翌日もやることに。しかし習うより慣れろとはよく言ったものです。人数は少ないのに、慣れた面々はさっさと張ることが出来たのでした。素晴らしい。来年まで技術を忘れないでいるかどうかが心配です。今年は特に多いというカラスやトンビの被害も、これなら大丈夫でしょう。それになんたって、オレンジの網は、光に輝いてとても美しい。遠くから見ると、モーリタニアの砂漠みたいでなんだか感動してしまうのでした。追加作業の参加してくださったみなさん、とにかくご苦労様でした!

26日の朝に到着した大阪生まれのアイガモの雛ちゃん。右のおじさまが我らが師匠の米山さんです。
元気、元気な40羽。昨年は40羽だったけど、まったく被害に遭わなくてちょっと多かったので、今年は24羽にしました。残りの16羽はアイガモ農法の会のみんなでやってる共同たんぼ(私の稲作りは3年前のここで始まったのです)へ。
生後1週間ほどのカモちゃん。ここのはカルガモとアヒルの掛け合わせたものらしいです。
カモ小屋で、しばしのコミュニケーション。昨年もそうだけど、とにかく信頼関係が全てなのねん。 「でかいカモだなあ」と笑う米山さん。あたしゃ幸せなんだよー。 富士山の元、網張りに精を出す田んぼメイツたち。
こんなにいないと張れない網ってすごい。農家の人はどうしてるのだろう。
網を支える竹を採って来てくれた米山さんと、この日ずっと弟子をしていた吉野さん。

米山さんが作ってくれた竹鉄砲で遊びまくる子供たち。

泥ジュース出来た!
作業が終わってシュークリームを頬張る面々。お疲れさまでしたー。 こちらは翌日の日曜日の網張り。大人7人でやりました。無駄な動きがなく、すでにプロフェッショナルの域に達していた。
はんちゃんと白井さん。どちらもコープでばったり出会った縁。 白井さんの旦那さま。元競輪選手というのがよく分かる!
まりこと網・・・よく似合う。
何度見ても美しくてうっとりしてしまう網模様。 囲いと天井の網をつなぐのは、このテグス。なんでも美しくないといやなんだい。私の異常なまでのテグス張りにぶつくさ言っていた人も、やっているうちに手が抜けなくなってくるのが面白い。 曜子ちゃんと白井さん。とにかくどの作業も大切な共同作業です。
 
おうちに着いたカモたちの遊技場でのショット。手前にいるのがピッコリーナだ!
日中、庭を移動しながら泳ぐ練習をする。10日間箱をずらして、蛇よけのために下の隙間を木っ端でふさいで・・・けっこう大変。でもうっとり。

次へ(2002年7月3日)



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