vol.44 2001年 4月7日 タンザニア編!

 こんにちは。本当に久し振りです。「山村さんのホームページは字がイッパイだね」と言われる割には、どーっと間があいてしまうこと多しで、反省です。沖縄から戻ると、やはりドタバタが続き、とうというアフリカに来てしまいましたー!!ケニアです。ナイロビです。今、空港のロビーの喫茶で一人、これを書いています。青空にぽこぽこの雲。風と光がイッパイ入ってくる所なのですっごく気持ちいい!20度くらいかしら。丁度いい気候です。あっ、目的はタンザニアのセレンゲッティあたりなのですが、先に入っているカメラマンの高砂淳二さんの後追いとなったため、急きょ私はケニアから入ることになりました。ワーイって感じです。だってだって私がアフリカに興味を持ったのは、手塚治虫氏の「ジャングル大帝レオ」で、まさに動物のいるアフリカだったんだもの。飛行機の上からの眺めは、最高でした。一面の緑(草原の様な)と雲。家畜と思われる動物の姿、そして大きな白い鳥の群が沢山飛んで……赤い道は、サファリラリーをほうふつさせます。すごい!人類発祥の地というのが納得できます!!でも、その前にトランジットしてドゥバイ(UAE)からの砂漠の眺めもすごくて、やっぱり砂漠も好きなんだなあとつくづく思いました。3分おきに表情を変えるそれは、アフリカともまた異なり、うーん、UAEラリーも出たいなあ〜とムラムラ来ました。その前のトランジットのバンコック(タイ)は、久し振りだったのですが、2度ほど行ったことがあり、大大大好きな国です。タイの山の中とか行ってみたいなあ。ああ、本当に地球はすばらしいですね。もう行きたいところイッパイで困ってしまいます。

 えー、飛行機の中では香川県の大学でもう3年間も栄養学を学んでいるタンザニアはダルエスサラーム出身のJoyceline Kaganda(ジョイセリン カガンダ)女史と一緒で話が弾みました。日本語ペラペラでユーモアだらけの明るい子。富士山に遊びに来てよーと言ったのですが、すごい勉強大変なんですって。あと3年、日本にいるそうです。ダルエスサラームに行く時は逢いにいこうっと。こういう偶然の出逢いって、本当に嬉しいですよね。しかし、それにしても今回は飛行機で眠りました。こんなにグーグー寝っぱなしなのは、ラリー後と同じ。日本はどうしても寝不足になっちゃうんですよね。なんか再生したよ。死ぬほど寝て。すっごい気持ちよさでアフリカ入り出来て幸せです。(でも原稿、3本残してしまいました。今日の宿で書きます)

 お気づきとは思いますが、メッセージでもたびたび入っている大阪の阪口エミコさんに、最近ひんぱんに逢っています。彼女との出逢いはかなり昔にさかのぼるのですが(私がバイク屋さんをやっている頃なので、20年前?)、その頃モーターサイクリスト誌で日本一周のツーリング紀を書いていた彼女。ここ10年は自転車で世界一周旅行をしていました。去年12月に身体をこわして倒れて彼と共に帰国。今は大阪の病院に入院しています。アラスカ旅行の時、犬ぞりの舟津さんからエミコさんが入院していることを知り、何故か「すぐに行かなくちゃ」と思いました。帰ってきて、どうして場所を知ろうと思ったら、15分後に彼女から手紙が来て、やはり縁があるんだなあーとすぐにお見舞いに行きました。何もできないのですが、そばにいたくて。で、タンザニアを短くしてしまったの。本当は31日出発だったんですが、なんというか、私の中のてんびんは、その時エミコさんと逢う方にぐぐぐーっと傾いたの。ここに来る直前にも行ってました。アフリカから帰国したら、又直行で行って来ます。なんとその時は、タヒチロケでお世話になった喜田純子さんも一緒の予定です。ダイビングショーで来日していて、大阪で逢えることになりました。すごいメンバーかも。中途ハンパですが、次回はアルーシャよりお伝えします。

※余談ですが、よく危険といわれるナイロビ……皆すっごい親切だよー。シャトルバスの手配をしてくれたお兄サンは、日本人の様な気の配り方で思わずHPのハガキ、渡してしまいました。少なくとも、第一印象はメチャクチャいいです。ケニア……いいよお。サバンナクラブの小倉さんの気持ちが分かるよ〜。

(2001.4.7)

次へ(2001年 4月8日)


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