2004年2月3日 ■ 夢の箱開き ログ搬入 その2
 1月24日、午前11時半、「終わった。ご飯にしよ〜♪」明るい声が響きました。ログ材搬入1日目、最初のコンテナから全てのログ材が降ろされました。予定よりちょっと時間オーバーしたけれど、事故やケガもありません。

 男衆と混じって力仕事をこなしているレイコは、元気いっぱいニコニコです。あちこち飛び回るたびに「楽しい〜♪」と声を上げています。その”楽しい、嬉しい、大好き”度は全員に伝染して、この場にいる皆がニコニコになっています。笑顔の伝染は、プラスのパワーとなります。一歩間違うと大惨事になりかねない作業だから、やる時は真剣、だけど深刻ではない。レイコはよく「死ぬ気で遊べ」と言いますが、まさにそれです。パリダカでもアドベンチャーレースでも田んぼでも同じ、ニコニコと真剣。それは”マジ顔で真剣”よりも、パワーが出るのです。

 午後5時、本日の作業が全て終わりました。ささやかな宴が催され、心地よい疲労感と安堵感、そして達成感がみんなを包みます。月があたりを照らし、闇夜に白い帽子を被った富士山が浮かび上がっています。今日一日の作業を見て、きっと富士山もニコニコとしてくれたことでしょう。

●1月24日(土) 天気:晴れ。昼間の温度:2〜3度。無風。総人数40名。作業メニュー:コンテナ2本より材料おろし、各所雪かき。昼食メニュー:いろいろ汁(鶏肉、豚肉、白菜、大根、にんじん、ねぎ、里芋、水菜、しめじ、えのき、しいたけ、まいたけ)。黒米炊き込み御飯、黒米入りおにぎり(梅干入り)、クレソンゴマ和え、漬物各種。おやつメニュー:もち入りぜんざい、ほかほか牛乳、スナック類各種。夕食メニュー:鶏肉カレー、コールスロー。

(フェアリーテール)

真っ黒なおにぎりが、黒米山菜おこわ。のりで巻いたおにぎりは、5分づきの白米に黒米をぱらり。クレソンは、もちろん中垣さんちの無農薬クレソンです♪ うまっ! たくわんは、まりこの田舎のお母さん作。 食堂に変身した農業小屋。ストーブ入れて、みんなで食べると寒くな〜い。 しっかりほおばってね。(左から)ミュージシャン、乗馬クラブ経営、クレソン農家と、多彩なボランティアの方が集まってくれました。みんなのそれぞれの顔は、次回詳しく紹介しますよ〜。
横浜からはるばる雪の朝霧までコンテナを運んでくれた京浜ライン・コンテナ配送会社の瀧本社長さん、運転手さんたち。お疲れ様です、お代わりはいっぱいありますよ〜。 昼食の後、ぴったり1時より2本目のコンテナ作業開始です。次は、なにがあるかな♪なにがあるかな♪ちゃかちゃか〜ん♪ワクワク♪
じゃーーーん、今度はログの建材です。床の材料とか、デッキの材料とか、ドアや戸とか、薪ストーブの部品とかとかとか。とにかく細かい物アレコレが詰まってます。
ログ材と同じく4トン半のユニックで、束ごと引き出します。当初心配された天気ですが、全くの無風の上、どんどん晴れて暖かくなりました。お空も富士山も祝福してくれているよう。 外に出たら、天にも届きそうな高さを持つ45トンラフターで大移動です。見上げるみんなは、いつもの楽農&宴会仲間。今日からはログ仲間だね? 45トンラフターを操る男・後藤道彦、AB型。「富士スピードウエイ改修計画」「常時入構者」「声がけ運動」・・・ヘルメットが物語る仕事の歴史。
フォークリフトを操るのはボランティアスタッフの白井さん、新田さん。モチロン、二人ともオペレーターの資格あり。農業では活かせなかったから、よかったね! 高野水道さんは、当然水道工事のために来たのですが・・・・・・可愛いハイド盤付クレーンで、雪かきをやってくれた。がちがちに凍っていて人の手ではどうしようもなかっただけに、大感謝! 奥にはこんな箱が詰まっていたのね〜。でかっ。中身は・・・引田天巧でーす、バキッ、スカ・・・・・すみません、窓が詰まっているそうです。


おやつ、昼食、おやつ、夕食と、炊き出し隊も大忙し! ですが、時々手を休めて外に見やります。ログにうっとり、それぞれのだんな様にうっとりでしょうか。

出された建材は、みんなでえっさほいさ人力で運んで、バイク小屋に置かれます。トライアル君、ちょっと狭いけど我慢してね。
現場仕事、大好きのレイコ。いくつになっても“風より元気!!”さあ、みんな、ログ搬入2日目の27日もガンバロー!!!
次へ(2004年2月6日)

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